絵を描く基本
ライブペイントをしていてよく聞かれることのひとつ。
「絵は頭の中で浮かぶんですか?」
この問いの答えは、はい であり いいえ でもあります。
最初から浮かんで描く時もあれば。
全然浮かばなくて、描きながらキャンバスに浮かぶ時もあったり。
前者は1人でじっくり描く時に。
後者は自分の絵から刺激を受けて、所謂「降りてきた!」みたいなことになります。
これはライブペイントの時に顕著です。
どうやったら浮かぶのか。
経験上、良いものを見るようにしています。
センスの良いもの。クオリティの高いもの。
たとえば映画や絵画、絵本やCM。音楽も良い!
なんでもアリです。
余裕がある時は
どうしてこれが良いものだと感じるのか、分析します。
そうして脳みその中の引き出しに情報をためこんで行きます。
大体それだけで脳みそに刺激が行って、何か描きたくなります。
不思議。
インプットが充実してないと
アウトプットが上手くできないかもしれません。
でも良いインプットがいつも出来るとは限らないわけで。
そういう時は自分の中にダイブします。
なるべく深く。
私は今何を感じて、何がしたいのか。
楽しいか。つらいか。
周りの景色はどう見えるか。
周りの人は何をしているか。
そうすると見えてくるものがあって。
それを元に絵を描きます。
こんな私の絵を描く基本かもしれません。